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ボランティアへの「入り口」

時間が過ぎるのはあっという間なのだと最近よく感じます。

 

高校一年の五月、私を含めた5人の仲間と共に“あすのち“を設立しました。

きっかけはとても単純で、中学校で仲の良かった友達から誘われたから。それだけでした。

 

私はもともとスポーツ一筋で生きてきたので、ボランティアなどの経験もありませんでした。

初めての会議では頷くのが精一杯で会話内容も全く頭に入ってきませんでした。

 

正直、当時の私は団体の為や子ども達の為に会議をしていたのではなく、会議をしている大人っぽさに憧れて会議をしていました。

 

しかし、そんな気持ちで活動を続ける中で、今まで知らなかった福祉の世界を知ることはとても新鮮で、自然と興味も出てきました。実際に活動が始まり、子ども達が教室に来てくれることがとても嬉しく、子ども達と触れ合う時間がとても楽しかったです。

 

ある日、代表から活動にしばらく参加できなくなることを伝えられました。私は今まで頼りっぱなしだった団体の仕事を学び始めました。

今思えばたいした仕事内容ではなかったのですが、当時の私にとってその仕事は、巨大な岩に進む道を塞がれるような感覚でした。

 

それでも私は団体の為、子ども達の為と思い、団体が存続できるように努めました。

 

この時あることに気がつきました。

 

今まで、大人っぽさに憧れて活動をしていたはずだったのに、いつの間にか団体や子ども達の為に団体をなんとしても残そうとしている自分に。

 

この時初めて自分がどれほどあすのちのことを思っているのかを感じました。

 

それからは仕事を必死に学んで、度重なるアクシデントを乗り越えて、代表が帰ってくる日を待ち続けました。

 

そして、帰ってきた代表は私に「ありがとう」と一言告げた後、恥ずかしそうに笑っていました。

 

ボランティアを始める理由は、単位が欲しいから、誰かの手助けをしたいから、何かにチャレンジしたいからなど沢山あります。

 

私はボランティアを始めるための“入り口“はなんだっていいと思います。

 

重要なのは続けるための理由が明確であることです。

 

これからボランティアを始める人たちには自分が続けたいと思える理由を大事にしてほしいです。

 

記事:りく


あすのち

 

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